「サイレントディスコ」ってなに?
サイレントディスコってなに?
サイレントディスコ
その名の通り、静かなディスコです。
周りから見ると音が聴こえません。
画像の通り
参加者は皆”ワイヤレスヘッドホン”をつけています。
普通、ワイヤレスヘッドホンというのは
1つの音源に対して1つのヘッドホンだけが音楽を聴けるものですよね。
ただサイレントディスコ用のヘッドホンでは
1つの音楽を複数人で共有することができます。
これまで検証された日本製のワイヤレスヘッドホンだと
最大で300人、半径30mまで1つの音楽を共有することができます。
それは何が楽しいの?
まず最大の特徴として
どんな場所でもできる
ということがあげられます。
例えば
画廊であったり
森の中であったり
Heartbeat Silent Disco "Rain Dance" - YouTube
普段音楽を大音量で楽しめない場所で
思いっきり踊れる楽しさがあります。
なかなか音の規制が厳しい日本ですが
サイレントディスコなら、どんな場所でもすぐに野外フェス会場にできます。
またサイレントディスコの空間では
音楽と自分だけの世界にトリップすることも
BGM程度に音量を下げて、会話を楽しむこともできます。
クラブやライブハウスなど
これまでの音楽空間ではありえなかった自由がそこにはあります。
参加者の声
これおもしろーいー!!!カレッタ汐留で、サイレントアニソンクラブなうー!きれいなとこで全員ヘッドホンしてアニソンきいてます!wwヘッドホンつけてると超たのしいんだけど、音無しだと異様wヘッドホンわかりづらかったので再掲!あコナン!w pic.twitter.com/NdxdgMOavu
— よっぴー (@yoshidahisanori) 2016年8月30日
てか今更ながらサマソニのサイレントディスコ超おもしろかった~~
— トム Mrs.WiENER (@tomu__) 2016年8月23日
ふと最前でヘッドホン外して振り返ってみたら案の定100人くらいが無音の中で発狂しながら盛り上がってる光景が異常すぎたww
サイレントディスコ2日目
— Reviving oppappy1.10 (@yuu1504) 2016年8月21日
超最高に楽しい。
イエモンほっぽり投げて踊ってた。
コスプレする方もいてますます楽しい。 pic.twitter.com/ngi65UOaOX
1番とは言わないけれど、安定的にトップクラスの楽しさを提供してくれるサマソニのコンテンツがサイレントディスコだったりする。
— Akiyuki Minami (@ak_oxford) 2016年8月21日
やったことのない人に説明するの難しいけど、音楽好きなら確実にハマる。
声枯れそう。サイレントだけど。
帰り道にこんなことありませんか?
uploaded by rhianna_aut on GIFMAGAZINE
ヘッドホンで音楽を聴いて1人でノリノリになっている状態。
シンプルにいうとこの感覚を皆で共有している状態です。
例えばこんなことを想像してみてください。
車のなかで大音量で音楽を聴いて
いい気分で体を揺らしています。
赤信号で車が止まり、ふと隣の車の人を見ます。
すると、自分と同じリズムで音楽に乗っている人がいます。
それが同じ音楽を聴いてノッているのだとしたら
少し嬉しくなるし、知らない人なのに繋がっている感じがしませんか?
サイレントディスコはその感覚です。
どんな歴史があるの?
もともとはヨーロッパを発祥とし、環境活動家が
騒音対策の解決策として広めたとされています。
2005年には英国のロックフェスで企画され
それを機に欧米を中心に流行していきました。
同時に日本でも「サマーソニック」で専用のブースがつくられるなど
盛り上がりを見せていきました。
Silent Disco - サイレント・ディスコ - YouTube
ワイヤレスヘッドホンという形式ではないものの
日本では1982年に「はっぴぃえんど」の大滝詠一により
「ヘッドホンコンサート」という名前で
FM電波を利用し、座席に備え付けられたラジオから
それぞれヘッドホンで音を拾う、サイレントライブが
行われていました。
どこで開催されてるの?
2015年に入り、日本でも多くの場所で開催されるようになりました。
図書室や、代々木公園、多摩川やバー、オフィスや和菓子屋、学校など
これまでありえなかった新しい音楽体験が続々と生まれてきています。
サイレントディスコを定期開催するオーガナイザーも何名かいて
無音フェス、サイレントフェス、沈黙フェス、サイレントトリップなど
それぞれ異なる名前で開催されています。
サイレントディスコが起こすパラダイムシフトは
だれでも簡単に開催できちゃうところにあると思います。
必要なのはヘッドホンと発信機と音源のみ、、
あとは会場代も発電機もスピーカーもアンプもなにもいりません。
好きな場所で好きな音楽ライブができる
だれもがフェスの担い手となれるのが
サイレントディスコの可能性です。
今後のサイレントディスコ開催情報は
こちらからも発信しています。
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”すべての場所を最高の音楽空間に”
「響く音楽イベントのつくりかた」vol.1 ーイベント管理サービスについてー
アーティストに関わらず
イベント運営では必ず立ちはだかる集客という壁。
「身内以外の人をどうやって呼べばいいか分からない」
「どれだけ呼びかけても人が来てくれない」
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でもそんなお金あったら苦労してないですよね。
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